2019年から2021年にかけて、九州や東北で相次いで目撃された気球について、質問を求められた岸田首相は15日午後の国会で、
「分析を継続してきたところ、今回、中国から飛行させた無人偵察用気球であると強く推定される」
と述べたそうです。
“中国気球”当時の河野防衛相「気球に聞いてください」発言を野党が追及 与党内からも「防衛に穴が」 中国は日本を批判 (FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース
アメリカでの反応とは大違い
アメリカでは最近、日本で起こったのと同じようなことがあり、大騒ぎになっているようです。
バイデンさんはいろんな人にせっつかれて撃ち落としたみたいですけど、日本の時とは反応が全然違います。
どちらの場合も、分かっていてわざと泳がしていた可能性があるので、一概に撃ち落とすのがよいという訳ではないと思います。
つまり、知らないふりをして相手に偽情報を掴ませる作戦だったかもしれません。
それにしても、この方の発言はいつも別次元です。
気球に聞いて下さい
3年前に防衛大臣だった太郎君の発言です。
私は知らなかったのですが、野党からの質問を受け、
「気球に聞いて下さい」
と放言したそうです。
もう少しましな言い方があると思いますが、余程質問が気に入らなかったのでしょう。
これだけならともかく、
「安全保障に影響はございません」
と断言しています。
ワクチンの時と同じです。
ここまで酷い人間をマスコミが叩かないで、次の総理大臣候補だと持ち上げる理由は何なのでしょう。
太郎君もマスコミも、みんな中国の仲間だということです。
これはないと信じたいですが、分かっていてわざと情報を取らせていた可能性は否定できません。
しかし、最近ではマスコミもさすがにこの人に対する報道の仕方が変わってきました。
なぜ気球なのか
最後に、なぜ偵察衛星ではなく気球なのか、ということについて一言。
人工衛星の場合、高度が低いと地球の自転速度よりもかなり早いスピードで飛ばさないと重力に逆らえずに落ちてきてしまいます。
偵察したい一か所だけに留まっていたい場合は高度を800km位まで上げないといけませんが、これだと遠すぎて観測精度を上げることができません。
ですので、高度を50km以下に保てる気球を使うようです。
気球はレーダーに映りにくく、意外と発見されにくいそうです。
おしまい