エジソンを遥かに超える天才がいた 1

トーマス・エジソンやアルバート・アインシュタインといった20世紀の天才と呼ばれる人たちをご存じない方はいないと思います。

しかし、エジソンの存在が霞んでしまうくらいの天才発明家が同時代に活躍していたことをご存じの方は少ないと思います。

その男の名は二コラ・テスラ

以前にこのブログでご紹介したことがありますが、再度取り上げたいと思います。

最もわかりやすい彼の発明は交流電流による送電システムです。

電気には直流と交流があり、現在は交流を使った送電が行われています。

電柱から送電線を伝って屋内のコンセントに来ている電気はどこの国でも交流です。

日本では関西は60Hz、関東では50Hz の交流が100Vや200Vで末端に届けられています。

エジソンは当初直流の電気を送電することを考えていました。

しかし、直流電送は遠距離になるほどロスによる電圧低下が発生するため、直流送電にはたくさんの中継地点を設ける必要があるという致命的欠点がありました。

これに対しテスラはロスが少なく電圧をコントロールし易い交流方式を提唱しました。

この時、テスラはエジソンの会社の社員でした。

男の嫉妬は見苦しい

エジソンは、

「もしそのような交流方式が実現できるのであれば5万ドル支払う」

と約束したのです。

ところが、いざそれが実現すると、エジソンは

「移民としてはよくやったな」

という一言のみで、テスラへの5万ドルの支払いはありませんでした。

エジソンは初めから交流方式を採用する気がなかったようです。

交流方式の成功は社長のエジソンの功績でもあったはずですが、テスラへの嫉妬が大きすぎたためか素直に喜べなかったのでしょう。

これが発明王エジソンの実像なのかもしれません。

後にテスラとエジソンは交流送電システムの発明に対しノーベル賞を受賞することになりますが、二人とも辞退したそうです。

二コラ・テスラはこの事件を機にエジソンの会社を離れ、新たなスポンサーを得ることになるのですが、彼のぶち上げた構想が凄いのです。

当時新聞に取り上げられ話題となりました。

二コラ・テスラの提唱した16の構想

未来からやってきた男の構想

1.どれほど離れた場所でも映像を見せることができるテレビジョン
2.地球規模の無線送電による照明
3.手書き、タイプ文字の世界規模での瞬時電送(FAX)
4.無線操作による無人機の操縦(リモコン)
5.無線通信による船などのナビゲーション
6.火星との通信
7.機械及び乗り物の自動運転
8.無線による世界中の時計の一斉時間設定
9.世界規模のリアルタイム通話
10.無線通信による暗号化通話
11.株の世界規模でのリアルタイム取引
12.世界規模での瞬時音楽配信
13.無線操作による乾燥地帯の灌漑・施肥
14.魚雷を引き寄せるための敵戦艦の磁力化
15.図面や写真の遠隔電送
16.絶対専用電信・電話(ホットライン?)

100年以上前に提唱されたこれらの技術のほとんどは現在、テレビやFAX、インターネットによって実現されてるか、すぐにでも実現できるものばかりです。

「未来からやってきた男」と呼ばれるのもうなづけます。

ただ一つ、実現できていないのはこれ

6番の火星との通信のように、相手の火星人が見つかっていないような不可抗力的なものを除くと、実現可能でありながら唯一現在でも実現されていないのが、2番の地球規模の無線送電による照明です。

地球が持つ自然の電磁気的エネルギーを取り出し、それを送電線を使わずに送ることができる技術で、フリーエネルギーとも呼ばれています。

実は、このフリーエネルギーこそが新しい地球に必要な技術であり、これが実現できれば電気代はほぼタダになります。

小泉環境大臣(当時)ががぶち上げた46%のCO2削減なんてアッという間に達成できるでしょう。

ごく一部の人を除いては世界中の人が恩恵を受けることになります。

その、ごく一部の人がどういう人かお判りでしょうか。

その方たちのお陰で、この技術が実現できていないといっても良いと思います。

長くなりますので次回。

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