前回の続きです。
二コラ・テスラが100年以上前に現代の文明社会を予言したかのような16項目の構想のうち、未だに実現していないものはただ一つです。
それは、地球の大気から電気を取り出し無線送電を行うことで電気を無料化するフリーエネルギー技術です。
テスラはこのフリーエネルギーの実用化に執着するあまり、無線通信技術でマルコーニに先を越され出資者を裏切る形となってしまいました。
テスラが出資者のモルガンの期待通り無線通信技術の開発に力を入れていれば、あっという間にそれが実現できていたことでしょう。
マルコーニの代わりにテスラがノーベル賞を受賞していたはずです。
テスラがモルガンを裏切った理由はこれ
テスラがモルガンを裏切ってまでフリーエネルギーの開発に執着した理由は何だったのでしょうか。
これは私の推測ですが、無線通信とフリーエネルギーでは桁違いに後者の方が人類への貢献度が高いとテスラは考えたのだと思います。
確かにスマホや携帯電話は便利ですが、固定電話でも通話は可能ですし、そもそも電気が使えない地域では固定電話どころか電球すら使用できません。
無線通信など後回しで構わない。フリーエネルギーを実用化して全世界に電気を届けることが先だと考えたのでしょう。
一方、出資者のモルガンは無線通信技術に強い興味を示しました。
インターネットがもともと軍事利用目的で開発されたことを考えるとわかりやすいのですが、モルガンもそういう方向で考えていたのでしょう。
一番儲けの大きそうな軍事関連を狙うというのは、ピラミッドの頂点に立つ人間の発想としては自然なものです。
テスラがそこまで見抜いていたかどうかはわかりませんが、テスラの考えはモルガンとは180度違っていました。
モルガンは自分を頂点とするピラミッドを如何に強固にするかを考え、テスラは全人類に電気を届けることを考えていました。
モルガンに自分の計画がばれたら即刻中止させられるとわかっていたのでしょう。
テスラは通信技術の開発を行っていると見せかけてフリーエネルギーの開発を続けていました。
世の中には2種類の人間がいる
モルガンとテスラ、この二人は2種類いる人間のそれぞれの代表みたいな存在です。
テスラはモルガンの要求通り無線通信技術の開発を行うことがもちろん可能でした。
もしそうしていればマルコーニよりずっと早く、しかもより完成度の高いものを世の中に提供できたでしょう。
今日のインターネット技術のようなものが半世紀ほど前倒しで実現していたかもしれません。
ノーベル賞はマルコーニではなくテスラの手に渡り、発明王の称号はエジソンではなくテスラのものとなっていたでしょう。
そうならなかった理由はただ一つ、
テスラが人類全体の幸せを願ったから
です。
テスラが無線通信技術の実用化に成功していたら、世の中はもっと早く便利になっていたかもしれません。
しかしより多くの大規模で陰惨な戦争が起こる世界になっていたかもしれません。
どちらに付くか
無線通信技術は実現されましたが、フリーエネルギーは技術的には完成しているにもかかわらず未だに実現されていません。
その理由はテスラとは正反対の考え方を持つ方々が世界を支配しているからですね。
モルガンからしてみれば、電気をタダで提供されたらたまったものではありません。
自分がもしテスラのような能力があってモルガンのような支配者から資金を提供されたらどうするだろうか、と考えてみてください。
どちらに付くかで運命は大きく変わります。
テスラは完全につぶされましたし、スタップ細胞の例をみても明らかなように、最近でもたくさんつぶされてきました。
ワイドショーを信じている方へ2 STAP細胞の闇 – 明け方の民の調べ (dolphy.verse.jp)
koked on Twitter: “STAP細胞は万能細胞で、 iPS細胞はペテン細胞だった。 らしいよ https://t.co/K8QzuX34yR” / Twitter
しかし、ピラミッドは崩壊を始めており、これからは
ピラミッドに頼る人間がつぶれていく時代
です。
おしまい
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